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加茂水族館 くらげドリーム館 [山形・米沢の件]

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 今年の6月に山形の鶴岡市立加茂水族館がリニューアルオープンした。去年の今頃その話を聞きつけ、古い水族館の最後の様子を見に行こうと、8月に帰省した際に海水浴がてら行って来た。去年の話である。

 旧水族館には、小学校2年から6年までの5年間、毎年連れて行ってもらっていた。さらには、小学校の修学旅行が庄内地方で、見学コースにはいっていたため、5年間で6回行った事になる。その後も数回行っているので去年の入館は通算10回目位かと思う。
new_6000521_2913_1.jpg

 少し歴史をたどってみると、加茂水族館の前身は山形県水族館で1930年(昭和5年)のことで、去年までの旧館が現在地に移転新築されたのが1964年(昭和39年)のことのようである。50年この地に建っていたことになる。

 レジャーの多様化、建物の老朽化などにより、閉館の危機に直面したが、2000年(平成12年)頃から「クラネタリウム」として本格的にクラゲの展示を始めクラゲの展示種類世界一とギネスブックに認定されたことで有名になり、今回のリニューアルオープンに際して「クラゲドリーム館」という愛称まで付いた。
クラゲ.JPG
 新館にはまだ行っていないが、この夏帰省した際には行ってみたいと思っている。

 去年行った際には、加茂水族館の隣にある“加茂レインボービーチ”で海水浴を楽しんだ。ここは、2002年に整備されオープンした人工海浜・人工磯場である。去年行ったときは、特に砂浜があるわけでもなく(ちょっとはある)、磯遊び(水に入らずに)が出来るほど岩場でもなく(ちょっとは出来る)、泳ぐほど深さも無く(ちょっとは泳げる)、海草が足に絡みつくほど多く(サルガッソーか!)、なんとも中途半端な感じがした。
レインボー.JPG
 がしかし、シュノーケルを使って海の中を観察するのには打って付けである。特に潜らずとも、プカプカ浮いたままでシュノーケルで呼吸をしながら岩場を見ると、ちょうど良い距離感で、スキューバで海中散歩をしているようである。なんといっても明るい。

 去年は、本格的な海水浴デビューしたばかりの息子も、無理やりシュノーケルを咥えさせられて、海の中の様子を楽しんだようで(と勝手に解釈している。)、そのとき見つけたアオウミウシを今でも覚えているようである。

 で今年も水族館に行く機会があれば、当然ここレインボービーチも楽しみたいのだが、こればかりは天候のこともあるのでどうなることやら。

 それともうひとつ、ちょっと心配な情報が。ここレインボービーチにも、人工ということもあり設備面として当然トイレが設置されている。山形県内、下水道率100%とはいかず、浄化槽により下水処理している場所がまだ残っている。また生活排水が沈殿枡により処理され、河川や海に流れ込んでいる場合も多い。ここのトイレも同様で、浄化槽によって処理されて海へ放水されている。

 少し不衛生な印象も受けるが、実はこの排水が海草にとっての養分、施肥源となっているそうである。不衛生といえば、砂浜などでちょろちょろ流れ込んでいる小さな川かある場合があるが、海水浴では近づきたくないが、釣りの場合はポイントになることが多い。また、最近の人(親)はそういう感覚に乏しいのか、子供を排水に浸すようなことをしているのを見かけることがある。

 でそのトイレの浄化槽であるが、昨年秋に撤去され下水道に接続されたようである。その影響かどうか分からないが、海草がだいぶ少なくなっているようである。

 この件に関してはこちらのサイトで
 プランクトン・プラント
  真ん中あたりに加茂レインボービーチの話題あり

 旧館、そして、くらげドリーム館の様子は機会があれば。

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