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たけのこ掘り [日記]

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町内会のイベントの「たけのこ堀り」に参加してきた。主に小学生が対象の毎年恒例のイベントで、子供が小学生になってからは毎年参加している。この日はちょっと動くだけでも汗ばむような好天で、多くの親子連れが参加していた。

この辺り一帯は全体が竹林を切り開いたような土地で、ちょっとした空地ややぶには竹が生い茂っている。

たけのこ堀りは地域の公園のひとつで行われるのだが、公園と言っても、里山を切り開いたような公園で、林の中に広場や池、湧水などがあり、それを遊歩道(階段、斜路)でつないだようなつくりである。

公園愛護会と呼ばれる会があり、おそらくボランティアと思われる地域の方々が維持管理をしている。地域の2つの小学校も戸外授業等で利用しているようで、児童が管理している花壇や茶畑などもあり、注意書きの看板も子供たちの手作りだったりして微笑ましい。

公園内の竹林(ほとんどが竹林だが)の管理も愛護会の方々が行っているのだが、手入れが行き届いているらしく、立派な竹が茂る、美しい竹林となっている。

全国的には今年の筍は裏年といわれ不作のようで、スーパーなどに出回る筍も今年は例年より値段も高いようである。がここの公園は全く問題ないようで、立派な筍がニョキニョキと数多く顔を出している。どちらかというとちょっと遅かった?といったところか。

P4261231.jpg
中央の青竹の右下あたりがおいしく食べられるぎりぎりかと...

筍は地面から顔を出した頃合い、出来れば地面にひびが入ったくらいを見極めて、などと言うが、素人がこんなのに手を出すと、15~20cmの小さな筍だったりする。せっかくだから子供が両手で抱えるほどの大きなものを狙いたい。

何年も参加して分かったのだが、この公園の筍の地下茎は思ったよりも浅く、地面から20cm(深くとも30cm)程度らしい(もっと深いところもあるようだが)。なので、地面から5~10cm程度の筍はせいぜい全長30cmの小物になってしまう。(それでも大きいが)

P4261233.jpg
そこで、地面から20cm以上出ていて、かつ太い物を狙う。「そんな大きいのはおいしくないんだよ」とか「素人だね~」などと聞こえてきそうだが、せっかくだから大きいのを掘った方が楽しい。

さらにこの「たけのこ堀り」独特の分配ルールがある。というのは、最終的には“じゃんけん”なのだ。

10本ずつの筍の山を参加人数分作り、10人ずつのグループ内でじゃんけんで順位を付け、順番に筍を選んでいく。といったルールで筍を分配するのだ。

それでも1位と10位でそれほど大きさに差があるわけでもないし、小ぶりなものを選ぶ子供もいる。(きっと親に言われているのだろう。)なので特に不満も無いし、不公平感も無い。まぁ不満ならば来ないければいいのだし。

で今年の獲物は、これ。
処理済~P4261232-2.JPG

分配はじゃんけんとは言うものの、やはり自分が堀った筍がほしい。そこで自分が掘った筍の山のじゃんけんに参加する。今回のじゃんけんの順位はあまり良くなかったようだが、自分が掘った筍が残っていたらしく自分の筍をゲット!

たけのこ掘り自体よりも、公園までの行程で疲れてしまったが、この日の夕飯は、筍ごはんと若竹煮だった。
さすが掘りたてはうまい!


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タグ:たけのこ
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