全身麻酔でカテーテル・アブレーション [病院]
スポンサーリンク
にしても,健康には気を使いたいものである。
スポンサーリンク
カテーテル・アブレーションは無事終了してました。
ちょっと遅くなってしまったが,今回のカテーテル・アブレーションについて。
流石に3回めともなると慣れたもので,準備も悩むこともなく,いつもの入院セットを持ちだして,中身を確認するだけである。
あっ。“いつもの入院セット”などと言っているから,何度も入院することになる。ブログ上では約1年ぶりの入院となるが, 実は去年の年末に,救急車でいつもの病院に運ばれる,などということをやらかしていたりする。約半年ぶりである。
で,いつもの入院セットは,違うバッグに入れ替えられることとなった。
前日である5月31日に書類を整理し,同意書なるものにサインをしていく。アブレーションの同意書,経食道エコーの同意書,入院申込書,タオル・パジャマ類のレンタル申込書。
改めて内容を見てみたりすると,心臓に穴が開いて大変なことになる,食道を突き破って大変なことになる,などと結構怖いことが書いてある。
おや,“全身麻酔”??
過去2回のアブレーションは穿刺する部分のみの局所麻酔と鎮静剤のみである。特に前回は呼吸が深くなると狙いがブレるということで,鎮静剤をコントロールして意識がある状態で 行った。(最後の方は寝ていたようだが。)
今回は“全身麻酔”。それこそ同意書はいらないのか?説明なかったぞ。
そして入院。
今回は最上階の8階病棟。随分と眺めが良い。着替えも終わり,一段落すると,点滴ルートを繋がれるのだが,手首が毛深いので剃ることになった。「じゃ一緒に剃っちゃいましょうね~」ということで,下半身も剃毛。下半身といっても臍の下辺りから,ひざ上まで,結構な範囲を剃られる。文字通り下半身。
その後,心電図やレントゲン,経食道エコーをこなす。慣れたものである。
担当医がやってくる。全身麻酔のことを尋ねると,「あれ~ 言ってませんでしたっけ~ 全身麻酔になったんですよ~ 楽でいいですよ~」 「レントゲン映像見るのを楽しみにしてたのに~」と私。
翌日,今回は朝一の順番なので,朝早めに起きてしまい,そわそわしながら待つことになってしまった。
時間となって,ストレッチャーで引いていかれる。毎度であるが“ドナドナな気分”である。処置室(作業場?)へ着くと,処置台(作業台?)へ移るのだが,だったら歩いて来ても同じような気がする。
ちゃっちゃと浴衣を脱がされると,麻酔が効いてきたようで後のことは全く記憶が無い。無事に終了したようである。 いつの間にか浴衣を着せられ,ストレッチャー寝かされ,横の部屋(待機所)へ移動した後で意識が戻った。この先も随分とボーッとしていたようである。
病室に戻ったのは昼過ぎだと思うが,数時間はどうせ動いてはいけないし, まだ麻酔が効いているように眠いので暗くなるまで寝ていた。この日,夕食も出たのだが,起き上がれないので食べられない。このへんちょっと間違ってますよ~。
次の朝になると,少し起き上がっても良いということで, 朝食を食べてみる。パンだったので口に押し込み牛乳で流し込んだ。昼前に病室内歩行可の許可が出たのでトイレに行ったりと少し動きまわる。
これといってやることもないので,テレビを見ながら,ウトウトしたりして時間が過ぎていくのだが,今回の入院で最も痛い時間がやってきた。首と下半身を固定していたテープを剥がされるのである。
ガーゼを結構大きく丸めたものを穿刺部に押しあて,幅広の強力なテープで締めあげてあるのだ。首の方はそれほどでもなく終了。
足の付根の方は,骨盤から反対側の太ももまでを,更には内ももの方まで数本のテープが貼ってある。剥がしてくれたのは,若い女性の研修医。
内もも側の剃りが甘かったようで,ひどく痛い。それも下側から剥がされるので,逆毛になってブチブチと。 下半身丸出しなので,痛いやら恥ずかしいやら。
ただ,このテープが剥がされるとだいぶすっきりし,元気も出てくる。腕の留置ばりも除かれた。
翌4日の土曜日に退院。今回は全身麻酔のせいで,手術自体も,安静も楽ではあったのだが,少しつまらなかった気がする。
これで,心房細動も完治していればよいのだが。4回目はないことを願いたい。
そういえば,一番苦手な食道内の温度計はどうしたんだ?寝ている間に口から入れられていたのかも。深い静脈麻酔だとしたら強制換気もされていたかもしれないし・・・今度聞いてみよう 。
にしても,健康には気を使いたいものである。
スポンサーリンク
コメント 0