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カテーテルアブレーション [病院]

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 ちょっとショックな話なのだが,またカテーテルアブレーションを受けることになってしまった。明日(今日)入院で,横浜開港記念日の6月2日手術である。

 なんと3回目。何か自覚症状があるわけでもないので,このまま投薬を続けてもいいのだが,2度もアブレーションを受けたのに完治していないのも癪なので,主治医の勧めもあり手術となった。
 
 過去の記事を読んでもらってもいいのだが,アブレーションとは何かを簡単に説明しておく。正式にはカテーテル・アブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術)といい,心房細動や心房粗動,頻脈など心臓内部に異常な電流が流れることによって起きる不整脈を,その異常な電流が流れる経路となっている心臓内部の組織を電気で焼き切ることで治療するのが狙いである。
 
 横須賀共済病院や小倉記念病院などが国内では有名であるが,我行き付けの横浜市北部病院でも行うことができ,担当の先生は小倉記念病院で修行?をしてきたらしい。
 
 もともと注射も苦手であるが,アブレーションを受けるにあたり,痛いポイントがいくつか(いくつも)ある。
 
 まず,病室で行われるのが点滴用の静脈ルートの確保。手首からなのでちょっと痛めである。毛も剃られるし。剃られるといえば、あそこの剃毛(痛くはないが)。
 
 その後経食道エコー。ネットではもっとも辛いことの一つに挙げられているが、私はそれほど辛くはなく,ウトウトしているうちに終わってしまう。そういえば胃カメラも割と得意だ。
 
 で,次の日朝から手術となるのだが,病室からストレッチャーでドナドナとカテーテル室まで引いていかれる。
 
 厳密には外科ではないので(循環器内科,心臓カテーテル室)手術室ではなく,大きなレントゲン室に、液晶モニタがたくさん並べて、その前にレントゲン付きのベッドを置いたような部屋である。
 
 裸にシーツを掛けられると、次の痛みが導尿カテーテルの挿入である。あまり嬉しい処置ではないし,ツーンとした痛みがある。
 
 そして毎回苦労するのが,鼻から食道に留置する温度計の挿入。一度目の時はよくわからないうちに気管の方に入ってしまい,非常に咳き込んでしまいとても辛かったのを憶えている。二度目の時も器官に入りそうになったのだが,なんとか持ちこたえて食道の方に飲み込むことができた。これは今回も要注意である。(喉の個人の構造的な問題かも)
 
 いよいよ本丸。右足の付け根と,右の鎖骨(首)からカテーテルを挿入するのだが,その局所麻酔からが痛い。麻酔注射なのか,カテーテルなのか,どの段階なのかはっきりとは分からないが,指ぐらいの太さの棒で思いっきりグリグリされているような痛みだ。
 
 ここまで来てしまえば,この後は特に痛いこともなく,焼くときのちょっと苦しい感じや,首から造影剤を入れる時の熱さなど,軽いものである。ちょっとのどが渇いて辛いくらいか。
 
 あとは自分の心臓に器具が入っていく映像をボーっとしながら見ているだけである。「555」に似たような映像があったので,目が覚めたらオルフェノクになってたりしないか?などと考えながら。
 
 実はいくらか楽しみであったりもしたりする。結構金も掛かるのだが。
無事にオルフェノクになれたら,じゃなくて退院したら続きでも
 
 入院中(術後)は結構暇である。テレビも飽きてしまうし,パズル系の雑誌も疲れる。最近はスマホがあるので,こんなのも手かもしれない。


 



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