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ゴールデンウィーク交通事情 [雑感]

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最大10連休とも言われた今年のゴールデンウィーク。フルに活用した人、のんびり過ごした人、様々だと思うが、学校に通っている世代はなかなか平日に休むわけもいかず、3+3+2の分割連休になっている家庭も多いと思う。(親父だけ10連休だったり)が一方では毎年のことではあるが(年3回?)交通事故のニュースも連日取り上げられており、特に親子を巻き込む痛ましい事故が相次いでいる。

山口県で3日に発生した、渋滞の列に大型トラックが突っ込んだ多重事故では、母親と2人の子どもが死亡した。

福島県の常磐自動車道で4日に発生した、乗用車が対向車線に入りバスと正面衝突した事故では、母親と子ども2人が死亡している。

島根県では4日、走行中の車を落ちてきた岩が直撃し、運転する母親の隣に座っていた18歳の女子大学生が死亡している。

埼玉県小川町の関越道で、片側3車線の第2車線に停車していたダンプカーに、男女4人が乗ったワゴン車が追突し男性2人が死亡している。

また、3日に神戸・三宮で車が暴走し歩行者5人が重軽傷を負った事故は、タクシーなどの車載カメラの映像がテレビ各局のニュースに流れ、容疑者の風貌とともにショックを受けた人も多いと思う。

連休中とはいえ、テレビは平日のスケジュールなので、ワイドショー的ニュース番組でも多く報道されており、レポーターがいち早く現地を訪れ、その悲惨な状況を伝えていた。

この手のニュースショーでは司会者やコメンテーターと称する人たちが勝手なことを、さもしたり顔で発言するのが常だが、交通事故に対するコメントで目立つのが、「自動運転で防げた」、「歩道に車が入れないようにすればいい」などの、テクノロジーの進化やインフラ整備に責任を求めたり、話をすり替えてしまう発言である。

「人はミスをする」という考えの上で、それを補う上でのテクノロジーやインフラというのであれば否定しないし、むしろ歓迎である。NASAやJAXSAにおける技術開発もこの様に進められているとも耳にする。

しかし、いやしかし、宇宙飛行士のミスを補う技術とは、宇宙飛行士の厳しい訓練で身につけた能力、技能があってこそのもので、その辺のおっさんを安全に宇宙に連れていくためのものでは決してない。(少なくとも今現在においては。)

自動車の運転も同様であろう。自動ブレーキに関していえば、少し前、楽しそうによそ見をして、自動ブレーキに救われるようなCMの演出が見られた(トヨタやフォルクスワーゲン)が、バカもいいかげんにしろといった印象であった。(日産の矢沢永吉の手放しに関しては、技術のアピールなのでOK)

自動車の運転とはもっと真剣に行うものだろう。

そもそも運転免許制度が怪しい。例えばAT免許のほうが安く短時間で取得できるのは間違ってはいないだろうか?

マニュアルミッションのギア操作も習得できないような人間には、教習時間も増やし、金額も多くし、免許取得を諦めさせるのが本当の“免許”制度というものだろう。極端な話、字も読み書きできないような奴らに運転免許を与えないような仕組みを作ればいい。

当然、更新時の試験も厳しくし、数時間程度の教習を必須にする。そうすれば三宮の老人のような事故は防げたはずである。こういった対策が事故を防ぐ対策である。

私も過去に何度か免許センターを訪れたことがあるが、一緒に列をなしているこいつらとは、別の人種であると願ったりしたくなるものであった。

ここからは憶測であるが、政界に影響力のある自動車メーカが、自動車購買人口を減らさないように手を回しているとしか思えない。あるいは、免許に関して美味しい汁を吸っている団体かもしれない。しかし、取得や更新を厳しくすれば、講習や教材で新しい市場ができるかもしれないのだが。

免許制度を変えるのには国会議員の能力では時間がかかるかもしれないが、損害賠償請求の対象を自動車教習所や公安委員会、国に広げれば、裁判所の判断で免許を交付・更新しにくくなるかもしれない。

例えば、免許取得1年未満の運転者(初心者)の事故の場合は、実技試験を行った教習所を請求の対象にする。こんな奴に免許を与えたから事故を起こし損害を受けた、といった具合にである。

免許更新後半年以内の場合は、運転能力が低下しているにもかかわらず、免許を与えたのが事故の原因である、といった具合にである。

保険に加入している場合は、保険屋が教習所または県公安委員会に請求すればいい。こうすれば、そう簡単に実技試験を合格にするわけには行かなくなるし、更新時の適性検査も厳しくなるだろう。

ゆくゆくは、免許証が自動車を動かすキー代わりとなり、運転履歴が記録されるようになれば、更新時に免許取り消しなんてこともあるのかもしれない。

しかし、だがしかし、警察庁の交通局は警察官僚のカスの集まりである。交通事故そのものを減らそうなどとはこれっぽっちも思っちゃいない。法律を変えても取り締まりをしないのであれば、変えていないのと同じであることを理解できない。

前の(前の前の?)交通局長のバカ(石井隆之)が「自転車でスピードを楽しみたい方は車道を走ってください。」などと発言したのは有名である。

おかげで、公道をあんな恥ずかしい格好で走る輩が増殖してしまったのである。自転車、原付一種、他の車両と3種類の速度の乗り物が同じ車線を走るなどいう楽しい現状があるわけである。しかも自転車の特に休日の走行目的は“遊び”である。(道路で遊んではいけません!)

どうしても自転車に車道を走らせたいのであれば、原付一種(50cc)を廃止し、二輪車のすり抜けを禁止し、自転車は二段階右折にする。これが最善であろう。(二輪メーカも少し潤う)

話がだいぶ逸れてしまったが、そもそも車を運転するということは特別に許可を受けた人間のみが行えることであっと、そこには技能、知識、人間性、更には一定の学力が必要であり、(だから“免許”という。)誰でも自動車が運転できるわけではないということを、もう一度考え直してみる必要があるのではないかと思う。

自動車の運転や、交通ルールについては機会があれば。

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