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ニューホライズン@冥王星 [雑感]

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昨日 米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニューホライズンズ」冥王星に最接近した。打ち上げから9年半の旅である。

冥王星と言えば『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』はたまた『ケロロ軍曹』等にも登場し、特別な位置付けな星として扱われている。

太陽系の一番外側の星(当時)であることから、謎の星として描かれることも多く、2006年に惑星から格下げになった時は、いろいろな波紋を呼んだが、その後のイメージにはあまり変化は無くやはり謎多き星としてとらえられていた。
pluto.jpg
その後ハッブル宇宙望遠鏡でそのまだら模様をした冥王星の姿が捕らえられ、冥王星が単なる氷や岩の塊ではなく、季節変化に伴って大気がダイナミックに変動する活動的な世界であることが分かって来ていた。
color_pluto.jpg
で今回の「ニューホライズンズ」の登場となるわけだが、数日前の映像でさえ、地表をとらえたリアルな映像が公開されており、以前のガスで覆われたようなモヤッとした天体ではないことが明らかになってきている。

これならば、反射衛星砲や遊星爆弾の発射基地は無いとしても、アメーバのような原生生物の存在も想像出来てしまうようだ。
falsecolor.jpg
昨日公開された、もっとも大きな衛星であるカロンとのツーショットの擬似カラー画像も素晴らしい。これを見るとヤマト等で描かれている冥王星の姿もまんざらでもなく思えてくる。さらにじっと見ていると、おやっ? 2重惑星のガミラスとイスカンダルではないか?40年近くも前にこの姿を想像していたわけではないだろうが。

ここで一つトリビアネタを。この準惑星(当時は惑星)を和名「冥王星」と名付けたのは、日本の英文学者であり随筆家、さらには天文民俗学者でもある野尻 抱影(のじり ほうえい、本名・正英(まさふさ)、1885年11月15日 - 1977年10月30日)という人物である。

でこの野尻抱影をしょこたん(中川祥子)がツイッターで、冥王星の名付け親であるとしてそのウィキペディアのページを紹介していたのだが、そこには野尻抱影と中川祥子が姻戚関係であることが書かれており、このことは本人(しょこたん)も知らなかったようで大変驚いていた。(7/16時点 ウィキペディアのこの記述は削除されている。)

話をニューホライズンに戻すが、冥王星の関する全ての観測データの伝送には1年以上かかるということである。今後公開される映像、情報は非常に楽しみだ。まさか基地や生物は見つからないだろうが、実に夢のある話である。



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