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ポツダム宣言を知らない日本の首相って?? [まつりごと]

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いまネットでは“ポツダム宣言”が話題となっている。なかなか触れる機会も無いと思うのでせっかくだから読んでみてほしい。
この辺りが正式かと..
http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j06.html

文章が分かりにくい人は、「ポツダム宣言 現代語訳」などで検索してもらえば、すぐに分かりやすい文章が見つかると思う。便利な時代になった。

で、なぜ今ポツダム宣言が話題かと言えば、安倍んちの息子が、「ぼくちゃん読んでないから知らないも~ん」って言っちゃったからだ。昨日の党首討論で。

まぁ、相手が共産党だから「適当にかわして」と思っての発言だとしても「読んでないから知らない」はまずいだろうと思う。夜のニュース番組で見たのだが、うちの息子も大笑いしていた。笑ってる場合でもないのだが。

この夏、戦後70年の節目で日本の総理大臣の談話が注目される中、これはまずいだろう。海外にも配信されると思うから、外国の人はどう思うのやら。ちょっと心配。

安保関連法案についての討論を聞いても、この人の発言はどうしても言っていることの整合性が怪しい。つじつまが合わないことが多すぎるのだ。強力な武器を携行していないから戦闘に巻き込まれることは絶対にない。とは一体どういうことなのか?思考の仕方が?なのか。

しかも、普段からこの人は、戦争がしたくて戦争がしたくて、日本が前の大戦で負けたなんてことも無かったことにしたい、と思っているようにしか見えない。そして良くも悪くも歴史に名を残したい欲求が強すぎるように見える。これはどうしてだろう?

だいたい、無罪になったとはいえ、A級戦犯被疑者として逮捕された人物の孫が総理大臣なんかやるから(やらせるから)こういうことになるのだろう。早めに何とかしてほしい物だが。

ところで、ポツダム宣言であるが、あらためて読んでみると、前半部分は「宇宙戦艦ヤマト」で、ガミラスが地球に対して宣戦した状況に妙に似ている。

簡単に言うと、「俺たちの戦力はドイツも負かしちゃったくらいだから圧倒的だよ。ごちゃごちゃ言わずに降伏しろよ。もちろん責任者は殺すよ。」ってことである。だが後半はカミラスとは違う。ガミラスの場合はは降伏しなければ星ごと破壊し、降伏しても植民地化される。

のに対して、ポツダム宣言では植民地化(奴隷化)はせず、民主主義的を強化し、言論、宗教、思想の自由及び基本的人権の尊重するとしている。さらに、貿易、産業も自由に行ってよい、と明記してある。(条件はあるが。)

これを読むと、米英中は高圧的というより、意に反して戦争に巻き込まれたであろう一般国民を救うことを考えていたとさえ感じられる。

このポツダム宣言を認めたくない人間(政治家?)とはいったいどんな人物かと考えると、戦争の責任者、あるいは自分は戦犯かもしれないと思っている人物、戦争に加担した(加担したい)と思っている人物、ということになる。

ずばり、岸さんとこの爺さんと孫ってことになるのだが、本当にこんな人物が総理大臣で良いのだろうか?

戦後70年の節目の夏を前に、国民に改めてポツダム宣言に触れる機会を与えたことに対しては、“お見事!”ではあるのだが。


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