選挙

スポンサーリンク

---

　理由も意味もよく分からない今回の選挙。投票率は５２％と、まんまと安部総理の策略に引っかかってしまったわけだが、各テレビ局の報道はといえば、投票時間終了の午後８時を過ぎたとたん、出口調査の結果から「与党圧勝」となったわけであるが、「圧勝」？？

　「圧勝」ってのは、今回のフィギュアグランプリファイナルの羽生結弦選手のようなことを言うのであって、改選前の議席数を確保できなかった与党自民党に使うのはおかしくないか？連立与党としては１議席プラスではあるが。

　そこで「圧勝」の意味は？辞書には「競技・選挙などで、他を大きく引き離して一方的に勝つこと。また、そのような勝ち方。」とある。

　単独で過半数、安定多数、連立で３分の２という結果のみを見れば「かち」であるには違いないが、現状維持は圧勝ではないだろう。「辛勝」と呼ぶのが日本語としては正しいことになる。

　開票以前、あるいは選挙期間中から、与党側に擦り寄ろうとするマスコミの姿を見ることが出来たようである。でないとすれば、マスコミに対する圧力があったのだろう。

　ところで、投票数に対する与党の得票率は30％前後だと思うが、投票率を加味すると、全有権者の１０数％の得票数ということになる。全有権者の１０数％で国民の信任を得たとはよく言えたものである。

　しかし、投票率が低いと、固定票を持つ自民党、公明党は有利なわけで、確か民主党が政権を獲得した時の投票率は７０％近かったと思う。言ってみれば、選挙に行かなかった４８％近い有権者が、安部政権を信任したことになるのだろう。

　選挙に行かないことが、原発再稼動を承認し、戦争の出来る国に変わっていくことを承認することになってしまったようである。

　次回の国政選挙は、解散が無ければ、２年後の２０１６年の夏の参議院選挙になると思うが、現状の維持が本当に日本の将来のためになるのかをよく考えてほしい。安倍晋三はかつて、戦争抑止力のために、日本も核兵器を持つべきだと言った人物ですよ。コスモクリーナーＤ　をもらいに行かなくてはならなくなるじゃないか？

---

スポンサーリンク