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すでにレモンは来ていたらしい [雑感]

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 今月の頭に「この夏レモンが来るらしい」というタイトルの記事を書いたが、先日テレビを見ていたら“塩レモン”なるものが紹介されていた。万能調味料ということらしい。家内に訊くと、だいぶ前からお昼の情報番組などで紹介されているということである。

 どうも前回の記事の時点ですら出遅れていたようである。家内は一時期大流行だった“塩麹”の親戚程度に考えていたらしい。

 塩麹は一時期ほど騒がれなくなったが、調味料としてはある程度定着しているようで、スーパーでも普通に手に入るようになっている。だが塩麹に関しては、我が家ではそれほど注目もせず過ぎ去ったような気がする。

 そもそも東北には麹ベースの調味料として、三五八や酒粕があり、肉や魚、野菜を漬け込んだものが、割合普通に食卓に上っていたので、目新しさも感じなかった。ニシンやハタハタの麹漬け(三五八漬け)、肉や魚の粕漬け、または粕汁は東北の郷土料理でもある。

 で、“塩レモン”であるが、アフリカのモロッコあたりで多く用いられる自家製の調味料で、レモンを丸ごと塩漬けにして発酵させたものらしい。最近世の中は“発酵”という言葉にも弱いらしく、“発酵○○”は流行る商品のキーワードでもある。

 では、作り方はというと、レモンを10%程度の塩に漬け込むだけらしいのだが、発酵に一ヶ月ほどかかる。ん?出遅れた!自分で「この夏レモンが来るらしい」などと予言めいたことを言っておきながら。

 そこでネットで探してみると、すでに漬け込んで出来上がっているものが手に入るようである。もちろん、塩レモン用のレモンや、さらに保存ビン、天然塩などもあるようである。


値段も手ごろなので、ひとつ手に入れてみようかと。塩麹に比べてだいぶ興味をそそられる。

 ところで、塩レモンで何をするか?ネット上で紹介されているレシピは、大まかに、肉類のマリネ、ソテー、蒸し焼き、パスタソース、ドレッシング、普通のレモン代わりなどである。実際には口にしていないのでなんとも言えないが、塩分として考えて、使うのがよさそうである。レモン汁や酢の代わりに使うとなるとやはり塩分は気になるところである。

 実は以前、醤油の味や香りのしない醤油は無いものか、と思ったことがあった。単純に醤油と同じしょっぱさの塩水である。味付けをする際に、醤油の場合はあと一回しすれば、どの程度味が濃くなるかが想像しやすい。ところが塩となると、しょっぱさの加減が想像しにくい上に、味見をしながら調整しても、後でなじんで、味が濃くなったり薄くなったりする。また塩の種類によってもしょっぱさが変わってくる。

 そこで、醤油と同じしょっぱさの塩水があればと考えたわけである。自分で塩を溶かして作ればよいのだろうが、ちょっとバカバカしさもあり実行には至っていない。

 というわけで、塩レモンも“液体塩”風に使えれば使いやすいのかとも思っている。ま、このあたりは実際に手にしてみないことには、なんとも言えないが。前回紹介したレモンカレーの味の調整には使えそうかと。

そして、その後のことは機会があれば。


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