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駐輪場 [ねこ]

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 利用している駅の駐輪場に猫が居ついている。今現在は2匹出入りしているようだ。

 もともとここに猫が居ることに気が付いたのは、数ヶ月前のとびっきり寒い時期だった。最初に見つけた猫は白に黒ブチで、さほど大きくも無く、痩せていて、みすぼらしく、小汚く、耳もほとんど無いような、喧嘩に負けまくったようなヤツだった。いや若くも無いようだったので、もしかしたら以前は歴戦の勇者だったのかもしれない。
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勇者?猛者?

 そんなヤツだけあって、人間にも警戒心が強く、逃げ隠れこそしないが、近づくと適当な距離を取って、目を離さず、媚もせずってな感じの猫だった。が、日に日に衰えているような気がして気になっていた。

 ある日コンビニに寄ったついでに小さな袋に小分けされている、ドライタイプのキャットフードを買ってみた。ヤツが見ているのを感じながら、駐輪場の隅にパラパラと袋から出しておいた。ヤツはすぐに駆け寄るようなことはしない。離れたところからしばらく見ているとソロソロト近づいて食べ始めた。大雪が降り、日陰の雪が何日も融けない頃だったので、相当寒かったと思う。
 
 雨の日は駐輪場には用がないし、土日は休みだ。毎日行くわけではない。向うも同じ時間に待っているわけでもなくしばらく見かけないと、ちょっと心配するようにもなった。
暖かくなる頃には、多少毛の色艶も良くなったが、小汚いことには変わりは無い。

 また、その頃までには、黒白(ハチワレ?)や雉トラも加わっていたし、たまにしか見かけない別の数匹も時々寄ってくるようになっていた。

 ところが連休前に仕事の関係であまり駐輪場にも行かなくなり、さらに連休と、一ヶ月以上猫を見かけることはなかった。心配ではあったが所詮ノラ。他にも餌をもらっている風でもあったし。

 しばらくして、また駐輪場を利用するようになったのだが、何日目からか、今度はあまり見かけないヤツと雉トラが足元み纏わりついてきた。雉トラは以前から見かけていたヤツで、ちょっとふてぶてしく、ずうずうしいヤツであったが、久しぶりということもあり妙に慣れ慣れしい態度だった。さらには新顔も「話は聞いてますぜ」とでも言わんばかりに纏わりつく。

 というわけで現在はこの2匹が此処の住人(猫)のようである。一番最初の歴戦の勇者の居所は気になるところではある。
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 そして、駐輪している乗り物の件は機会があれば。


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タグ:ねこ
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